デザイン・クリエイティブの仕事データベース
専門的・技術的職業従事者

インダストリアルデザイナーの仕事内容・必要なスキル・給料

自動車、家電製品、情報機器、カメラなどの様々な製品の形状や色彩、スタイルなどをデザインする。

どんな職業か

自動車、家電製品、情報機器、カメラなどの様々な製品の形状や色彩、スタイルなどのデザインを行う。  製品の意匠を創造し、生産部門が正確かつ高品質な製品を製作できるよう消費者・利用者の嗜好やニーズ、ファッションなどさまざまな情報を収集し、アイデアを練る。製品化を実現するためにスケッチを描き、企画担当者、生産担当者、販売担当者と緊密に連携・検討を重ねながら協働作業をすすめていく。3D CAD等を使い、候補となるいくつかのデザインをシミュレートした後に試作し、経営など幹部も交えて最適デザインを決定する。  決定されたデザインにしたがって、3Dプリンター、粘土や木、紙などで模型をつくり、修正や改造を加えて最終的なデザインを決め、図面データ化していく。生産段階ではデザイン仕様が守られているか、さまざまな角度からチェックすることが必要となる。 ◇ よく使う道具、機材、情報技術等  3Dプリンター、イラスト、デザイン作成ソフト(Illustrator、Clip Studio等)、画像等編集ソフト(Photoshop、GIMP等)、設計用ソフト(CADのソフトウェア等)、パソコン

この職業に求められるもの

job tag の数値情報から、この職業で重要度が高い項目を並べています。「全職業中の順位」は、収録されている全職業の中でこの項目のスコアが何番目に高いかです。

重要度の高いスキル

傾聴力説明力読解力道具、機器、設備の選他者との調整新しい情報の応用力
job tag のスコア。外側ほど重要度が高い。

スキル

項目スコア全職業中の順位位置
傾聴力4.8120 / 498
上位24%
説明力4.889 / 498
上位18%
読解力4.7101 / 498
上位20%
道具、機器、設備の選択4.58 / 498
上位2%
他者との調整4.463 / 498
上位13%
新しい情報の応用力4.447 / 498
上位9%
文章力4.3126 / 498
上位25%
継続的観察と評価4.350 / 498
上位10%
カスタマイズと開発4.310 / 498
上位2%
説得4.271 / 498
上位14%

知識

項目スコア全職業中の順位位置
設計3.76 / 508
上位1%
生産・加工3.011 / 508
上位2%
芸術2.913 / 508
上位3%
工学2.629 / 508
上位6%
販売・マーケティング2.463 / 508
上位12%
機械2.437 / 508
上位7%
顧客サービス・対人サービス2.2198 / 508
上位39%
コンピュータと電子工学2.055 / 508
上位11%
物理学238 / 508
上位7%
ビジネスと経営1.981 / 508
上位16%

アビリティ

項目スコア全職業中の順位位置
独創性4.23 / 426
上位1%
アイデアや代案を数多く生み出す力4.14 / 426
上位1%
モノの見え方に関する想像力3.91 / 426
上位1%
色の違いを見分ける力3.86 / 426
上位1%
発話表現3.565 / 426
上位15%
記述表現3.564 / 426
上位15%
トラブルの察知3.5151 / 426
上位35%
記述理解3.468 / 426
上位16%
演繹的推論3.431 / 426
上位7%
発話理解3.479 / 426
上位19%

インダストリアルデザイナーのスコアをすべて見る

仕事内容

なるには

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。新卒の場合には、大学、短大、専門学校などを卒業後、メーカーやデザイン事務所などに入職する。設計、デザインの専門的な知識を学んでいる場合が多い。  中途採用については、実務経験や専門的知識が求められるため、実績を持ったデザイナーであるほど評価が高くなる。経験を積んだ後に、デザイン事務所を起業し、メーカーと契約を結んでデザインをするケースもある。  自分がデザインしたものが工場で生産されるという前提で、商品の特性を引き出すために工場の状況や能力を把握することが重要となる。また、造形の美的センスと同時に、素材・構造など工学についての知識や技術も求められる。  社内各部門との協働作業を要求される仕事だけに、コミュニケーション能力も問われる。製品の客観的な分析評価ができる能力とともに、流通、市場開発、販売促進に関わる、幅広いマーケティングの知識も必要となる。

就いている人の学歴

学歴割合の目安
大卒0.6
専門学校卒0.3
高専卒0.1
修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む)0.1
わからない0.1
高卒0.1

給料

賃金構造基本統計調査では「デザイナー」として集計されています(2023年・全国)。この区分には14の職業がまとまっています。

きまって支給する現金給与額363.8千円
年間賞与その他特別給与額727.5千円
平均年齢38.8歳
平均勤続年数10.3年
労働者数8,639人

男女で見た給与

男性女性きまって支給する現金給与額男性 417.3千円417.3女性 321.8千円321.8所定内給与額男性 385.7千円385.7女性 303.7千円303.7年間賞与男性 923.6千円923.6女性 573.3千円573.3
2023年・全国。単位は千円。平均年齢や勤続年数の違いも含んだ差です。

月額給与の推移

370.8357.6344.5331.3318.12020202120222023デザイナー千円
賃金構造基本統計調査の「デザイナー」(全国・男女計)。単位は千円。

都道府県別の月額給与

Japanese Prefectures Created by Geolonia (https://geolonia.com/). 沖縄 / Okinawa 鹿児島 / Kagoshima 宮崎 / Miyazaki 大分 / Oita 熊本 / kumamoto 長崎 / Nagasaki 佐賀 / Saga 福岡 / Fukuoka 高知 / Kochi 愛媛 / Ehime 香川 / Kagawa 徳島 / Tokushima 山口 / Yamaguchi 広島 / Hiroshima 岡山 / Okayama 島根 / Shimane 鳥取 / Tottori 和歌山 / Wakayama 奈良 / Nara 兵庫 / Hyogo 大阪 / Osaka 京都 / Kyoto 滋賀 / Shiga 三重 / Mie 愛知 / Aichi 静岡 / Shizuoka 岐阜 / Gifu 長野 / Nagano 山梨 / Yamanashi 福井 / Fukui 石川 / Ishikawa 富山 / Toyama 新潟 / Niigata 神奈川 / Kanagawa 東京 / Tokyo 千葉 / Chiba 埼玉 / Saitama 群馬 / Gunma 栃木 / Tochigi 茨城 / Ibaraki 福島 / Fukushima 山形 / Yamagata 秋田 / Akita 宮城 / Miyagi 岩手 / Iwate 青森 / Aomori 北海道 / Hokkaido
  • ≤249千円
  • ≤267千円
  • ≤283.3千円
  • ≤308千円
  • ≤407.2千円
色が濃いほど月額給与が高い。県にさわると数値が出ます。出典 賃金構造基本統計調査(2023年)。

デザイナーの都道府県別の給料を見る

この分類の人はどれくらい動いているか

ここから下は、この職業が属する「専門的・技術的職業従事者」という大きなくくりの数字です。職業ひとつずつの統計は無いため、国の調査で使われている職業分類の単位で見ています。

専門的・技術的職業従事者に入った人は、前はどんな仕事をしていたか

専門的・技術的職業 80%サービス職業 6%管理的職業 3.2%事務 3.2%販売 3%生産工程 2.4%その他 2.1%
  • 専門的・技術的職業80%
  • サービス職業6%
  • 管理的職業3.2%
  • 事務3.2%
  • 販売3%
  • 生産工程2.4%
  • その他2.1%
雇用動向調査から、この分類に入職した人の前職の内訳。同じ分類からの移動が80%を占めます。

この分類に入った人のうち、20%は別の分類の仕事から移ってきています。未経験からの入りやすさをはかる目安になります。

雇用動向調査 職業別 未充足求人数・欠員率(2021年)
雇用動向調査 職業別 入職・離職者構成比(2017年)
雇用動向調査 現職職業×前職職業 別入職者数(2019年)

働き方の特徴

勤務先は、自動車、家電製品、情報機器、カメラなどのメーカーやデザイン事務所である。自らデザイン事務所を設立する者もいる。フリーランスで働くことも可能だが、個別にメーカーと専属契約を結んで仕事をすることも多い。  デザインの分野によっては男女の比率は様々であるが、生活用品や家電などのデザイン部門等では女性が増えている。  デザインの作業は個人の発想・能力に基づき行うので、労働時間や休日は比較的自由な体制をとっている企業が少なくない。締め切りの期日が迫ると、残業や休日に仕事をすることもある。  ユーザーのニーズが多様化し、より魅力的な製品をつくるためデザインが重視されており、インダストリアルデザイナーの仕事は今後も安定的な需要が見込まれる。

仕事の内容が近い職業

スキル・知識・アビリティ・仕事の性質・仕事活動の187項目を標準化して、この職業とどれくらい近いかを計算しています。

出典
職業情報提供サイト(job tag)/厚生労働省 職業情報データベース(独立行政法人 労働政策研究・研修機構 作成) 数値系 Ver 7.00/解説系 Ver 7.01(2026年7月30日取得)
賃金構造基本統計調査(厚生労働省)「令和2年以降 一般_都道府県別_職種(特掲)DB」を加工して作成
雇用動向調査 職業別 未充足求人数・欠員率(2021年)
雇用動向調査 職業別 入職・離職者構成比(2017年)
雇用動向調査 現職職業×前職職業 別入職者数(2019年)